【株式市場】日経平均は97円高となり3日ぶりに高い、資源・エネルギー株など再動意

◆日経平均は2万6985円80銭(97円23銭高)、TOPIXは1896.79ポイント(3.89ポイント高)、出来高概算(東証プライム市場)は12億7096万株

 4月8日(金)後場の東京株式市場は、非鉄金属株、石炭株などが一段ジリ高となり、前引けにかけてダレ模様だった鉄鋼株も持ち直して堅調。情報通信株の一角もロシア・ウクライナ紛争の影響を直接には受けないリスクヘッジ株として活況高。日経平均は60円ほど持ち直して7円安で始まり、14時過ぎまで一進一退だったが大引けにかけては一段と堅調になり3日ぶりに反発した。

 後場は、SHIFT<3697>(東証プライム)が中盤から再び上げて一段高となり昨日発表の四半期決算など好感。理想科学<6413>(東証プライム)はTOPIX(東証株価指数)の浮動株比率の見直しが買い需要に繋がる可能性など言われ一段強含んだ。シー・エス・ランバー<7808>(東証スタンダード)、住石HD<1514>(東証スタンダード)はロシア経済制裁による木材・石炭高騰の思惑など言われ一段高。

 東証プライム市場の出来高概算は12億7096万株(前引けは6億2536万株)、売買代金は3兆1093億円(同1兆5833億円)。プライム上場1839銘柄のうち、値上がり銘柄数は959(前引けは639)銘柄、値下がり銘柄数は823(同1137)銘柄。

 また、東証33業種別指数は21業種(前引けは18業種)が値上がりし、値上がり率上位は、精密機器、情報通信、石油石炭、非鉄金属、鉄鋼、水産農林、電力ガス、医薬品、鉱業、機械、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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