【株式市場】日経平均は5日続伸しJASDAQ平均は高値更新

株式市場 銘柄

◆日経平均の終値は2万650円92銭(50円80銭高)、TOPIXは1662.94ポイント(2.11ポイント高)、出来高概算(東証1部)は18億7308万株

チャート15 17日後場の東京株式市場は、上海の株価指数先物が7月上旬の大波乱の後初の決済日のため様子見気分があったが、トヨタ自動車<7203>(東1)が次第に値を戻し、ソニー<6758>(東1)は一段ジリ高など主力株の強さが目立った。上海株式は小高いまま平穏と伝わり、日経平均も50円高の2万650円前後で強もみ合いを続けた。前引けは軟調だったTOPIXと東証マザーズ指数も堅調に転換し、日経JASDAQ平均は2006年来の高値を更新した。

 後場は、東京海上ホールディングス<8766>(東1)第一生命保険<8750>(東1)が一段ジリ高になるなど、保険、銀行株にも強さが見られた。TPP(環太平洋経済連携協定)交渉が本格再開との見方 などで林兼産業<2286>(東1)が高く、アルコニックス<3036>(東1)は第1四半期好調との観測報道などが好感されて急反発。アクロディア<3823>(東マ)はドイツ企業とのライセンス契約などが好感されてストップ高。協立情報通信<3670>(JQS)は第1四半期の営業利益が通期予想の5割近くを確保したことなどが言われて出直りを強めた。

 東証1部の出来高概算は18億7308万株(前引けは10億1364万株)、売買代金は2兆449億円(同1兆683)億円。1部上場1890銘柄のうち、値上がり銘柄数は794(同676)銘柄、値下がり銘柄数は953(同1031)銘柄。

 また、東証33業種別指数は19業種(前引けは13業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、保険、その他製品、銀行、海運、水産・農林、食料品、空運、サービス、証券・商品先物、などとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る