【株式市場】日経平均は後場一段と上げ508円高、33業種中31業種が高い

◆日経平均は2万6843円49銭(508円51銭高)、TOPIXは1890.06ポイント(26.43ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は11億6582万株

 4月13日(水)後場の東京株式市場は、前場の日経平均反発を主導した値がさ半導体関連株が一段と強含んで始まり、円相場の次第安などを受けて電子部品株や機械株の一角、非鉄金属株の一角も一段高となった。日経平均は439円高で始まった後一段と強含み、14時にかけてダレた後再び上値を追って上げ幅を500円台に広げた。大引けも値を保ち大幅高で3日ぶりの反発となった。

 後場は、ピアラ<7044>(東証プライム)が一段高で始まり、エンタメDX事業拡大と新会社設立に関する説明動画資料の発表など好感されてさらにジリ高。メディカル・データ・ビジョン<3902>(東証プライム)はDeNA<2432>(東証プライム)との提携を再評価とされて出直り拡大。パスコ<9232>(東証スタンダード)は自律飛行ドローン技術に注目とされて動意活発。トライステージ<2178>(東証グロース)はMBO(経営陣による買収)のため前後場とも買い気配のままストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は11億6582万株(前引けは5億5956万株)、売買代金は2兆8240億円(同1兆3467億円)。プライム上場1839銘柄のうち、値上がり銘柄数は1516(前引けは1310)銘柄、値下がり銘柄数は279(同459)銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種(前引けは25業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉱業、海運、ゴム製品、サービス、電気機器、機械、精密機器、卸売り、輸送用機器、ガラス土石、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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