三菱商事が上場来高値に向けて出直る、持続可能な航空燃料(SAF)への取組に期待強まる

銘柄

■ENEOSホールディングスと事業化検討と発表

 三菱商事<8058>(東証プライム)は4月19日、2日続伸基調となって出直りを強め、午前9時30分にかけては4518円(101円高)まで上げ、3月28日につけた事実上の上場来高値4749円に向けて出直っている。18日付で、ENEOSホールディングス<5020>(東証プライム)と三菱商事が共同でバイオマス資源などから生産する持続可能な航空燃料(SAF)の社会実装に向けた事業化検討について発表し、期待が強まっている。ENEOSホールディングスも高い。

 SAFの開発では、すでにユーグレナ<2931>(東証プライム)が石垣島でパイロットプラントを稼働させており、航空燃料や船舶燃料用に活用され始めている。三菱商事とENEOSの発表によると、航空業界のカーボン・オフセット及びCo2削減への取組などにより、今後、SAFの世界的な市場規模は拡大が予測され、日本でもSAF供給体制の構築が喫緊の課題になっているという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る