【株式市場】日経平均は155円高、円安恩恵株など高く朝方は一時405円高まで上げる

◆日経平均は2万7139円99銭(154円90銭高)、TOPIXは1909.90ポイント(14.20ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は5億8471万株

 4月20日(水)前場の東京株式市場は、朝発表の貿易収支が約2年ぶりの赤字と伝えられ、円安が一段と進んだことなどを受け、自動車、電気機器、精密機器、機械株など円安で恩恵のある銘柄が高い。一方、値がさ半導体株は高寄り後に値を消す銘柄があり、海運株は伸び悩み不動産株は軟調。日経平均は226円高で始まり、午前10時頃404円75銭高(2万7389円84銭)を高値に値を消して前引けは154円高となった。

 住友大阪セメント<5232>(東証プライム)が旧・村上ファンド系の投資ファンドによる大量保有報告などを受けて2日連続大幅高。ニコン<7731>(東証プライム)、キヤノン<7751>(東証プライム)は円安と旧世代の半導体製造装置に特需との報道など好感され活況高。塩水港精糖<2112>(東証スタンダード)は業績予想の増額修正などで急動意。セルソース<4880>(東証グロース)はバイオ化粧品など材料視され急伸。アースインフィニティ<7692>(東証スタンダード)はメタバース関連事業への姿勢など注目され2日連続ストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は5億8471万株、売買代金は1兆4099億円。プライム上場1839銘柄のうち、値上がり銘柄数は1226銘柄、値下がり銘柄数は535銘柄。

 また、東証33業種別指数は26業種が値上がりし、輸送用機器、精密機器、ゴム製品、繊維製品、空運、水産農林、金属製品、パルプ紙、小売り、ガラス土石、化学、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る