大黒屋HDはJTBとの「たんす資産かたづけ旅」開始に注目と期待集まり急伸
- 2022/4/21 13:05
- 材料でみる株価
■中古ブランド品を旅行に変えるサービスの実証を開始との発表に好反応
大黒屋ホールディングス(大黒屋HD)<6993>(東証スタンダード)は4月21日の前場、飛び出すような急伸相場となり、28%高の64円(14円高)まで上げて約2週間ぶりに年初来の高値を更新し、前引けもこの値で高値引けとなった。20日、事業子会社の大黒屋が旅行大手のJTB(東京都品川区)との提携により中古ブランド品を旅行体験に変えるサービスの概念実証(POC)の取組みを開始すると発表し、注目と期待が集まった。
発表によると、大黒屋では、昨今のコロナ禍におけるソーシャルディスタンスを前提としたお客様の「断・捨・離」需要、および巣ごもり消費を背景とした買取・販売取引需要の新たな拡大に対応し、オンライン買取サイト「UTTA!」サービスシステムを新たに構築し稼働しているが、更なる業容の拡大に向け、家庭内に眠っている中古ブランド品資産の有効活用を促進すべく、旅行業界最大手であるJTBと組む事で、中古ブランド品を旅行などの体験に交換する「たんす資産かたづけ旅」サービスの概念実証(POC)の取組みを開始する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)