■日経平均600円近く下げディフェンシブ銘柄のひとつとしても注目
カゴメ<2811>(東証プライム)は4月25日、軟調だが始値の3110円(150円安)を安値に持ち直し、午前9時30分にかけては3150円(110円安)まで上げて強い値動きを見せている。日本電気(NEC)<6701>(東証プライム)と共同で、「野菜にカビなどの病害が発生するリスクを人工知能(AI)で予測するシステムを開発」(日本経済新聞4月25日付朝刊)と伝えられ、注目材料視されている。また、今朝は日経平均が600円近く下げており、ディフェンシブ銘柄のひとつとして注目する様子もある。
報道によると、この新システムは、両社で提供中のサービスに5月にも組み込み、世界各地で気象変化が大きくなる中、農家の栽培を支援する仕組みとして広げるという。カゴメとNECとのアライアンスでは、今年3月に人工知能(AI)によって子どもの野菜嫌い克服を目指す「AI(愛)のプリン」の開発に取り組むと発表し注目された。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)