エムスリーは朝高の後一服したが再び上げる、電子カルテ事業の譲受とテクノロジーと医療の新会社など好感

■ソニーGと新会社を設立、第一弾は「ひとりでできる在宅リハビリ」

 エムスリー<2413>(東証プライム)は4月26日の前場、反発基調となり、朝方に4%高の4344円(161円高)まで上げ、中盤は一服したものの前引けは4319円(136円高)と再び上げて地合いの強さを見せた。25日付で、キヤノン<7751>(東証プライム)グループのキヤノンメディカルシステムズから診療所向け医事会計及び電子カルテ事業を譲り受けると発表、26日午前には、ソニーグループ(ソニーG)<6758>(東証プライム)とともにテクノロジーと医療の知見を融合したソリューション事業を行う新会社「サプリム」を設立したと発表し、注目が集まった。

 ソニーGとの新会社では、デジタル技術を活用して病気の治療を行うデジタル治療(DTx:デジタルセラピューティクス)を視野に、在宅でのリハビリ支援を行う身体機能改善事業や高齢期の虚弱(フレイル)予防事業、IoTを用いた医療センシング事業などを展開する。第一弾として、ひとりでできる在宅リハビリサービス「リハカツ」の提供を開始する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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