【株式市場】日経平均は3日ぶりに反発し109円高、中国景気敏感株など持ち直す

◆日経平均は2万6700円11銭(109円33銭高)、TOPIXは1878.51ポイント(1.99ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は10億3450万株

 4月26日(火)後場の東京株式市場は、前場下げた資源株や海運株が持ち直して始まり、自動車株や中国景気敏感の機械株にも持ち直す銘柄がみられた。百貨店株はゴールデンウイーク期待などで一段堅調。日経平均も前引け水準で始まった後前場の高値を上回り、13時過ぎに218円21銭高(2万6808円99銭)まで上げ、大引けにかけて日経平均は値を保ち3日ぶりに反発した。

 後場は、マイネット<3928>(東証プライム)がNFT化コンテンツ事業への進出など好感されて一段ジリ高傾向となりギフティ<4449>(東証プライム)も電子プレミアム飲食券などの『e街プラットフォーム』提供拡大など好感され一段ジリ高。ペプチドリーム<4587>(東証プライム)はゴールドマン・サックス証券による投資判断引き上げなど材料視され一段高。リミックスポイント<3825>(東証スタンダード)は米テスラのEマスク氏に関連した仮想通貨ドージコインの急騰や企業年金の運用対象に仮想通貨を認める動きなど材料視され一段高。Waqoo<4937>(東証グロース)は「新世代プロテイン」新製品などに注目集まり急反発しストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は10億3450万株(前引けは4億8300万株)、売買代金は2兆5854億円(同1兆2345億円)。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は1105(前引けは1114)銘柄、値下がり銘柄数は659(同631)銘柄。

 また、東証33業種別指数は17業種(前引けは21業種)が値上がりし、値上がり率上位は、陸運、ゴム製品、情報通信、サービス、金属製品、不動産、空運、食料品、建設、倉庫運輸、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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