ファーストリテイリングが全国的猛暑に期待強まり上場来高値

ファーストリテイリング 9983 ユニクロ

 ファーストリテイリング<9983>(東1)は後場5万8820円(1600円高)まで上げ、14時にかけても1550円高前後で推移し、7月2日以来の上場来高値更新となっている。全国的な猛暑によって夏物衣料の出足が再び活発化するとの期待があるようだ。

7月9日に発表した第3四半期の連結決算(2014年9月~15年5月、国際会計基準)は純利益などがこの期間としての最高を更新したが、通期予想を増額しなかったことなどが手控え感を招き、13日にかけて一時5万3650円まで下げる場面があった。

 7月2日に発表した6月の月次売上高(国内ユニクロ事業速報)は低温や日照不足などのため既存店が前年同月比11.7%減となり、5月の同12.3%増、4月の同19.3%増などから反落。次の発表が注目されている。

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