■日経平均は一段と上げ14時40分にかけて470円高
4月28日午後、東京外為市場で円安が再燃し、14時30分過ぎに1ドル130円の大台に入った。2002年4月以来ほぼ20年ぶりの130円台と伝えられた。昼過ぎに日銀の金融政策決定会合の結果が伝えられ、10年国債を利回り0.25%の指し値で買いつけるオペを無制限に毎日行うとされたため、事実上、市場金利を0.25%で固定するものになり、あらためて米国金利との「差」が意識されたと見られている。また、円相場に1ドル130円の大台を突破する勢いがあるかどうか試してみる投機売りも少なくなかったもようだ。一方、日経平均は一段と上げてジリ高傾向を続け、14時40分にかけて470円高の2万6870円へと上げている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)