京セラが後場一段高、昼の時間帯に米ダウ先物など高いとされ買い増幅、半導体関連株なども値戻し活発

株式市場 銘柄

■日経平均も一段と上げて2万7000円台を回復

 京セラ<6971>(東証プライム)は5月6日の後場、一段と強含んで始まり、13時過ぎには6887円(122円高)まで上げて反発幅を広げている。昼の時間帯に米国のダウ先物などの株価指数が上げてきたとされ、後場は半導体関連株や電気精密株の一角が次第高となっており、同社株にも買いが波及したとみられている。日経平均も一段と上げて2万7000円(181円47銭高)台を回復している。

 日経平均の上げを受け、好決算を見直して買う動きも出ているようだ。2022年3月期の決算は4月28日に発表し、連結業績(IFRS)は各利益とも最高を更新した。翌取引日の株価はゴールデンウイークの谷間ということもあり下げたが、連結営業利益(IFRS)は前期の2.1倍となり、親会社の所有者に帰属する当期利益は同64.5%増加した。今期・23年3月期の予想は営業利益を16.8%増、当期利益を3.8%増とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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