第一商品は「金の価格と連動する暗号資産の開発」への期待など再燃し反発

■5月中下旬メドに方針決定、「金地金取引にブロックチェーン技術を活用」

 第一商品<8746>(東証スタンダード)は5月10日、8%高に迫る157円(11円高)まで上げた後も堅調に推移し、再び反発し出直る相場となっている。4月下旬に金の価格と連動する暗号資産の開発を検討と発表し、「5月中旬~下旬を目途に、今後の取り組み方針等の決定を目指」すとしたため、具体的な発表が迫ってきたと注目が再燃している。

 株式会社テコテック(東京都港区)との間で、金の価格と連動する暗号資産の開発検討に向けた基本合意書の締結について決議したと4月20日付で発表した。「金地金取引にブロックチェーン技術を活用することで、旧態依然とした金地金取引に内包する諸問題を解決し、金地金を保有することで享受できる経済的効果を多くの投資家に提供」「本年5月中旬~下旬を目途に、今後の取り組み方針等の決定を目指しております」などとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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