ソフトバンクGは6日ぶりに反発、過去最大の赤字だったが出尽し感
- 2022/5/13 09:23
- 業績でみる株価
■今期の業績予想額を示さなかったが配当は今期も据え置く予定に
ソフトバンクグループ(ソフトバンクG)<9984>(東証プライム)は5月13日、堅調に始まり、取引開始後は4640円(149円高)まで上げ、12日までの5日続落から6日ぶりに反発している。12日の15時に発表した2022年3月期の連結決算で親会社の所有者に帰属する当期利益が1兆7080億円の赤字となり、「前期は過去最大の赤字」(ロイターニュース)などと伝えられたが、赤字額が判明したことで相場心理に特有の出尽し感が台頭したようだ。孫社長は「いま採るべき行動は徹底した守りだ」と語ったと伝えられた。
連結決算短信では今期の業績予想額を示さなかったが、今期の配当は前期と同額の1株につき年44円の予定とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)