【株式市場】日経平均は678円高、後場一時731円高まで上げ大幅反発、TOPIXは5日ぶりに高い

◆日経平均は2万6427円65銭(678円93銭高)、TOPIXは1864.20ポイント(35.02ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は16億4818万株

 5月13日(金)後場の東京株式市場は、13時に決算と自社株買いを発表したENEOSホールディングス<5020>(東証プライム)が急伸するなど、引き続き業績や株主還元を好感する買いが活発で、出来高は前場を上回り活況となった。日経平均は後場寄り後に731円21銭高(2万6479円93銭)まで一段高の場面があり、その後は一進一退となったが大引けも上げ幅600円台を保ち大幅に反発。TOPIXは5日ぶりの反発となった。

 後場は、12日に決算と今期予想を発表したシチズン時計<7762>(東証プライム)が一段とジリ高を続け、13時に発表した東レ<3402>(東証プライム)や綜合警備保障<2331>(東証プライム)は次第に堅調さを強め、14時に発表した石油資源開発<1662>(東証プライム)、14時45分に発表したブルドックソース<2804>(東証プライム)は発表直後から急伸。レオパレス21<8848>(東証プライム)は大引け間際に債務超過の解消を前倒し、との報道を受け急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は16億4818万株(前引けは7億8753万株)、売買代金は3兆5923億円(同1兆7836億円)。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は1557(前引けは1549)銘柄、値下がり銘柄数は259(同261)銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種(前引けも30業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、石油石炭、精密機器、金属製品、電気機器、情報通信、建設、サービス、空運、小売り、陸運、その他金融、ゴム製品、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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