日清食品HDは朝方の5%安を下値に切り返し小幅高、インド小麦輸出停止の報道をハネ返す

■「値上げできる会社」とされ業績も堅調で押し目買い旺盛

 日清食品ホールディングス(日清食品HD)<2897>(東証プライム)は5月16日、取引開始後に5%安の8340円(400円安)まで下げたものの、午前10時40分過ぎには8770円(30円高)まで上げて大きく切り返している。「小麦生産2位のインドが輸出停止」(ロイターニュース5月16日8:08)と伝えられ、朝方は小麦粉価格の一段高予想が手控え要因になったが、13日に発表した今期の業績予想(連結営業利益6.2%増から0.8%増)などが評価され押し目買いが旺盛との見方が出ている。

 仮に製品値上げに進むとしても、「値上げできる会社とできない会社」の差が顕在化するため同社には追い風との見方が出ている。13日に2022年3月期の連結決算を発表し、売上収益は前期比12.6%増の5697.22億円となったが、既存事業のコア営業利益は同5.4%減の495.59億円だった。今期23年3月期の予想は、売上収益が4.4%増の5950億円、既存事業のコア営業利益は4.9%増の520億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は12.5%減から6.8%減の310億円から330億円とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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