ユーグレナは後場もジリ高基調、第1四半期決算など好感される

株式市場 銘柄

■このところの調整相場は移動平均の手前で下げ止まる

 ユーグレナ<2931>(東証プライム)は5月16日、後場もジリ高基調を続け、13時過ぎに11%高の907円(92円高)まで上げて大きく出直っている。前取引日の13日15時30分に今期・2022年第1四半期(2022年1~3月)の連結決算を発表し、キューサイ株式会社の連結入りがあったものの売上高が21年第1四半期(決算期変更にともない21年10~12月)の2.8倍の108.22億円になったこと、このところの調整相場が移動平均の手前で下げ止まったことなどが好感されている。

 同社はキャッシュ・フロー創出力を示す指標として「調整後EBITDA(償却前等利益)」を開示しており、調整後EBITDAは15.54億円となり、前年同期の1.29億円の赤字から大幅に改善した。12月通期の連結業績予想は期初と変わらず2項目のみの開示で、売上高480億円、調整後EBITDA21億円を据え置いた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■北海道大樹町で飛行、安全性と着地精度を実証  ホンダ<7267>(東証プライム)の研究開発部門で…
  2. ■自社で自動運転システムを持たない企業にも施工自動化を提供  日立建機<6305>(東証プライム)…
  3. ■年間約36万人が犠牲に、二輪事故対策が急務  豊田合成<7282>(東証プライム)は6月11日、…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■5月訪日客数が過去最高、6月も好調持続の見込みで市場活況  足元のインバウンド需要は、好調に推移…
  2. ■インバウンド関連株は「トランプ関税」のリーチ圏外で小型割安株特性を発揮  「たかが1%、されど1…
  3. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  4. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  5. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  6. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る