ジャパンディスプレイ 一昨年、昨年に引き続きイノベーションビークルを開発
- 2014/10/29 08:51
- IR企業情報
■省電力で、見やすく、使いやすいディスプレイをモバイルデバイス向け、車載向けに提案
ジャパンディスプレイ<6740>(東1)は、一昨年、昨年に引き続きイノベーションビークルを開発した。
イノベーションビークル2014では、同社独自の先端技術搭載製品のWhiteMagicやPixel Eyes、IPS-NEOを更に進化させ、従来以上に省電力で、見やすく、使いやすいディスプレイをモバイルデバイス向け、車載向けに提案。
次世代高精細標準4K2Kの鮮やかな映像を片手におさめるディスプレイとして開発したのが、「ひとり使いの4K2K 8.0型超高精細ディスプレイ」。モバイル用途で要求される低消費電力、薄くて軽く、狭額縁のまるごと画面を実現。さらに、指で画面を触れて入力するタッチ機能をアップして、1mmの細ペンや筆でもスラスラ書き込める。これらは、ジャパンディスプレイ独自のLTPS技術、色再現範囲をNTSC比95%に拡大したIPS-NEO、バックライトディミングで進化したWhiteMagic、高分解能のPixel Eyesで実現している。
「自動車の次世代コックピット向けディスプレイ」は、一目でわかるグラフィック表示やカメラでとらえた画面などの、運転に必要なさまざまな情報をドライバーの目前に展開できる横長曲面ディスプレイと、ナビゲーションや警告表示をフロントガラスに投影する高解像度ヘッド・アップ・ディスプレイを融合した、次世代コックピット向けのディスプレイ。横長の大画面ディスプレイでは、曲面を持たせたIPS-NEOが、ドライバー視点での見やすさと高い表示品位を実現。さらに、進化したWhiteMagicが大画面・高精細と低消費電力を両立している。
イノベーションビークル2014は、10月29日から31日までパシフィコ横浜で開催される「Display Innovation 2014」に展示。他にも、超低消費電力反射型ディスプレイやシートOLEDディスプレイなど新しい開発品を展示する。