【株式市場】日経平均は251円高で4日続伸、東証33業種別指数は29業種が高い

◆日経平均は2万6911円20銭(251円45銭高)、TOPIXは1884.69ポイント(17.98ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は12億6716万株

 5月18日(水)後場の東京株式市場は、ウクライナの製鉄所が降伏した後もロシアに停戦の様子なしとされ、NTT<9432>(東証プライム)が一段と上げて5日ぶりに高値を更新し、石炭株、アルミ株、農薬株の一角も一段高。一方、いわゆるディフェンシブ株とされる薬品・食品大手は重い。日経平均は176円高で始まり、やや値を下げた後もみ合いながら次第に持ち直して上げ幅を回復し、大引けは4日続伸となった。

 後場は、東京電力HD<9501>(東証プライム)が一段高となり、原発処理水の海洋放出を海外視察団が容認の方向といった見方で買い材料視され、超純水のオルガノ<6368>(東証プライム)なども一段ジリ高。Abalance<3856>(東証スタンダード)は業績予想の増額修正などが連日好感され2日続けて大幅高。東京通信<7359>(東証グロース)は大株主による売却完了など材料視され急反発。

 東証プライム市場の出来高概算は12億6716万株(前引けは6億5832万株)、売買代金は2兆9698億円(同1兆5611億円)。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は1137(前引けは938)銘柄、値下がり銘柄数は646(同834)銘柄。

 また、東証33業種別指数は29業種(前引けは26業種)が値上がりし、値上が利率上位の業種は、その他製品、電気機器、精密機器、銀行、海運、情報通信、非鉄金属、輸送用機器、空運、卸売り、保険、機械、鉄鋼などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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