第一商品が逆行高、金価格に連動する暗号資産の開発開始など好感される
- 2022/5/19 09:31
- 材料でみる株価
■7月中旬を目途に概要・スケジュールを開示とし期待強まる
第一商品<8746>(東証スタンダード)は5月19日、反発基調で始まり、取引開始後は7%高の160円(11円高)まで上げ、TOPIX(東証株価指数)や日経平均の急落に逆行高となっている。18日の夕方、3月決算と金価格に連動する暗号資産の開発に取り組むことなどを発表し、期待と注目が集まっている。
2022年3月期の連結決算は営業損失が5.86億円となり、前期の13.69億円の損失が半減。発表に先立つ5月13日に全体の見通しの上方修正を発表済み。金価格に連動する暗号資産の開発は、証券取引管理システム、ブロックチェーンシステムの開発などを行う、株式会社テコテック(東京都港区)と連携して行うとし、今後、本年7月中旬を目途に金の価格と連動する暗号資産に関する概要・スケジュールについてお知らせする予定とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)