【株式市場】日経平均は大幅反発336円高、市況関連株など高く半導体株もしっかり

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万6739円03銭(336円19銭高)、TOPIXは1877.37ポイント(17.29ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は12億5330万株

 5月20日(金)後場の東京株式市場は、自動車株や機械株に一段高となる銘柄がみられ、海運株も川崎汽船<9107>(東証プライム)は一段ジリ高。大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>(東証プライム)は一段と上げてストップ高など、個別に活況な銘柄が目立った。日経平均は前引けより安い283円高で始まったが、13時頃からは安定的にジリ高となって前場の高値を上回り、終盤に366円36銭高(2万6769円20銭)まで上げ、大引けも前日比で大きく反発した。

 後場は、ニッケル価格連動投信が高いとされて大平洋金属<5541>(東証プライム)が一段ジリ高となり、田中化学研究所<4080>(東証スタンダード)はEV電池関連製品の値上げ期待などで13時にかけて一段高。エス・サイエンス<5721>(東証スタンダード)は食品スーパー撤退など注目され一段強調。ペルセウスプロテオミクス<4882>(東証グロース)は新型コロナに対する「スーパー中和抗体」の共同研究契約など好感され2日連続ストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は12億5330万株(前引けは6億112万株)、売買代金は2兆9995億円(同1兆4960億円)。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は1270(前引けは1083)銘柄、値下がり銘柄数は492(同666)銘柄。

 また、東証33業種別指数は27業種(前引けは26業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、海運、精密機器、非鉄金属、サービス、鉄鋼、証券商品先物、輸送用機器、卸売り、情報通信、石油石炭、繊維製品、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る