FRONTEOが後場一段高、医学論文探索AIに注目集まる

■科研製薬に導入と発表、膨大な論文情報を即時検索・分析

 FRONTEO<2158>(東証グロース)は5月26日の後場、一段高となり、14%高の1119円(136円高)まで上げる場面を見せて出直りを強めている。25日付で、同社の医学論文探索AI「Amanogawa」が科研製薬<4521>(東証プライム)に導入されたと発表しており、注目される相場となっている。

 発表と同社HPによると、「Amanogawa(あまのがわ)」は、FRONTEO独自のAIエンジン「Concept Encoder(商標:conceptencoder、読み:コンセプトエンコーダー)」を搭載し、膨大な論文情報を即時検索・分析でき、創薬プロセスを抜本的に変革する論文探索AIシステム。調べたい単語や文章、仮説などを入力すると、AIがPubMed*に掲載されている3000万報以上の論文データの中から、関連する論文を瞬時に検出するという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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