【株式市場】日経平均は一本調子に上げ528円高、電気精密、機械、自動車など高い

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万7309円35銭(527円67銭高)、TOPIXは1920.23ポイント(32.93ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は6億1148万株

 5月30日(月)前場の東京株式市場は、前週末のNY株式の大幅高、上海での経済活動再開の見通しなどを受け、自動車株や機械株、電子部品株、半導体関連株などが高く始まった後も総じて一段高となり、大手商社株なども高い。日経平均は311円高で始まり、前引けまでほぼ次第高となって午前11時30分前に543円18銭高(2万7324円86銭)まで上げた。

 メディカルネット<3645>(東証グロース)が終始買いい気配のままストップ高となり、東和ハイシステム<4172>(東証スタンダード)は一時ストップ高、歯愛メディカル<3540>(東証スタンダード)も大幅高など、政府の「国民皆歯科健診」構想など好感。ガーラ<4777>(東証スタンダード)は暗号資産事業への進出を買う相場が全体相場の再騰によるリスクマネー回帰により再燃とされ一段高。Kaizen Platform<4170>(東証グロース)はKDDIとのウエブサイト関連サービスなどに期待強く急出直り。

 東証プライム市場の出来高概算は6億1148万株、売買代金は1兆6434億円。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は1644銘柄、値下がり銘柄数155銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種が値上がりし、サービス、電気機器、機械、精密機器、その他製品、化学、小売り、鉱業、輸送用機器、その他金融、ゴム製品、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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