INPEXと石油資源開発が高値を更新、NY原油高やベラルーシの軍事演習予告など買い材料に

■石油元売り株も高いが今日は油田開発株に勢い

 INPEX<1605>(東証プライム)は5月31日、次第高となり、6%高の1682円(101円高)まで上げた後も5%高前後で推移し、今年4月19日につけた2011年以来の高値を更新している。NY原油先物が米国の夜間取引で値上がりし、約2ヵ月ぶりに117ドル/バレル台に進んだと伝えられ、買い材料視されている。

 また、ベラルーシが6、7月にウクライナとの国境地帯で軍事演習を予告と伝えられたことも、紛争の激化と資源市況の高騰を連想させて買い材料になったようだ。31日は石油元売り株も高いが、高値更新という点では油田開発株の勢いが強く、石油資源開発<1662>(東証プライム)も4%高となり約2ヵ月ぶりに年初来の高値を更新している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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