ミロク情報サービスの子会社mmapとクリーク・アンド・リバー社の子会社ジャスネットコミュニケーションズが業務提携、『税理士後継者紹介サービス』の提供を開始
- 2022/6/1 11:42
- プレスリリース
■会計事務所向けに、事業承継と人材紹介サービスを組み合わせて提供
財務・会計システムおよび経営情報サービスを開発・販売するミロク情報サービス(MJS)<9928>(東証プライム)の子会社で中小企業の事業承継・事業継続を支援するMJS M&Aパートナーズ(mmap)は、プロフェッショナル・エージェンシー事業を展開するクリーク・アンド・リバー社<4763>(東証プライム)の会計分野の子会社であるジャスネットコミュニケーションズ(JC)と提携し、6月1日(水)から税理士や会計士を対象とした『税理士後継者紹介サービス』の提供を開始する。
わが国では少子高齢化、人口減少が進み、あらゆる業界や業種で人手不足が深刻化している。中でも、所長の高齢化が進む会計事務所業界では、後継者の採用・育成は喫緊の課題と言える。
mmapでは、MJSの会計・税務システムを利用する約8400の会計事務所に対し、会計事務所の事業承継を支援する『事業譲渡仲介サービス』を展開しており、後継者になりうる人材の紹介を求めるケースが近年増加している。こうしたニーズの高まりをうけ、mmapの『事業承継サービス』とJCの『人材紹介サービス』を組み合わせた『税理士後継者紹介サービス』の提供を開始する。
同サービスは、JCの登録者6万1000名のうち、公認会計士や税理士などの有資格者のなかから、事務所経営を希望する方を、後継者候補としてmmapが関与している会計事務所に紹介するものである。紹介にあたっては、後継者候補の経験やスキルの確認にとどまらず、採用後の事務所承継が成功するためのアドバイスを継続して行う。これにより、会計事務所が抱える「所長の高齢化」と「後継者の不在」という二つの課題に対し、ワンストップで解決することが可能となる。
両社は今後、本業務提携を通じて、会計事務所に対する後継者問題を解決し、ともに会計事務所業界の発展に貢献していくとしている。
【『税理士後継者紹介サービス』概要】
■サービス内容
会計事務所の承継を専門に扱う経験豊富なアドバイザーが、事務所の承継問題に関わるリスクを検討し、承継に必要な課題を顕在化したうえで、後継者候補者を紹介するサービスである。後継者のご紹介後も、採用後の事務所承継が成功するためのアドバイスを継続し、約1年間の伴走支援が可能である。
■サービスのメリット
(1)会計事務所の事業承継を専門に扱う経験豊富なアドバイザーがリスクを無料で可視化
事業承継問題は、多方面の検討が必要になる。経験豊富なアドバイザーが行うリスク分析によって、解決すべき課題を顕在化できる。
(2)会計事務所後継者紹介サービスに加えて、2つの事業承継サービスを提供
会計事務所の承継を専門に扱う経験豊富なアドバイザーが人材をご紹介する『税理士後継者紹介サービス』に加え、事務所を事業譲渡したい場合には事業譲渡を仲介する『事業譲渡仲介サービス』、事業縮小や廃業を検討すべき場合は『顧問先分割承継サービス』など、会計事務所の課題にあわせて提供する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)