【株式市場】日経平均は一時362円高まで上げ299円高、半導体など上げ資源株は出直る

◆日経平均は2万7713円23銭(299円35銭高)、TOPIXは1931.67ポイント(5.28ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は5億6673万株

 6月3日(金)前場の東京株式市場は、産油国の増産決定にもかかわらずNY原油などが上げたため、INPEX<1605>(東証プライム)などの資源開発株や石油元売り株が上げ、非鉄金属株も出直り活発となった。月次の好調だった小売り、サービス株も活況高。自動車株はNY株高の割に重いが半導体・電子部品株などは高い。日経平均は247円高で始まり、午前9時半頃に362円45銭高(2万7776円33銭)まで上げ、ややダレる場面はあったが前引けも上げ幅300円近くを保った。

 良品計画<7453>(東証プライム)が5月の月次売上高好調などで大きく出直り、SREホールディングス<2980>(東証プライム)は5月開始の住宅ローンテックサービスへの期待など再燃とされ大きく出直り。助川電気工業<7711>(東証スタンダード)は島根県知事の原発再稼働容認発言などを受け2日連続大幅高。キャンバス<4575>(東証グロース)はすい臓がん新薬の臨床試験にかかわる発表など材料視され2日連続急伸しストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は5億6673万株、売買代金は1兆4151億円。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は1023銘柄、値下がり銘柄数733銘柄。

 また、東証33業種別指数は17業種が値上がりし、鉱業、精密機器、非鉄金属、サービス、電気機器、小売り、ガラス土石、金属製品、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る