【株式市場】日経平均は347円高、後場も半導体株など強く上げ幅300円台で推移

◆日経平均は2万7761円57銭(347円69銭高)、TOPIXは1933.14ポイント(6.75ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は11億828万株

 6月3日(金)後場の東京株式市場は、月次が好調だったサイゼリヤ<7581>(東証プライム)が一段高など小売り株が個別に活況高となり、値がさ半導体株も一段ジリ高傾向。石油資源株や非鉄金属株は高値もみ合いに転じた一方、前場重かった海運株は次第に堅調に推移。日経平均は291円高で始まり、13時過ぎからは上げ幅300円台で推移し、前場の高値(362円45銭高の2万7776円33銭)は上回らなかったが大引けも高値圏で前日比大幅反発となった。

 後場は、ジャムコ<7408>(東証プライム)が一段高となり上場基準の流通株式時価総額達成に向けた取り組みへの期待などが言われ、アステリア<3853>(東証プライム)は投資先の米NASDAQへの上場期待などで一段ジリ高。サイバーステップ<3810>(東証スタンダード)は経営陣による株式取得などへの思惑衰えず一段高となり連日ストップ高。リボミック<4591>(東証グロース)は早大との共同研究などに注目集まり前場ストップ高のあと買い気配のまま大引けまでストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は11億828万株(前引けは5億6673万株)、売買代金は2兆6793億円(同1兆4151億円)。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は995(前引けは1023)銘柄、値下がり銘柄数774(同733)銘柄。

 また、東証33業種別指数は21業種(前引けは17業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉱業、精密機器、非鉄金属、石油石炭、サービス、電気機器、ガラス土石、小売り、海運、金属製品、機械、情報通信、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る