エリアリンクは上方修正で新高値、減配取り消して配当据え置きの公算、屈指の出来高活発銘柄で200円も

銘柄

チャート8 上方修正のエリアリンク<8914>(東マ・売買単位100株)は、28円高の156円高で窓開けして寄付き、この時点で年初来高値141円(1月5日)を更新、さらに45円高の173円と上値を伸ばしている。120円台のモミ合いが進んでいる。前日、今12月期を上方修正した。

 不動産再生・流動化サービス事業において不動産売却が加わったことと、ストレージ事業の堅調から売上を40億円、営業利益を13億0500万円、純益を7億1600万円、それぞれ上方修正した。

 この結果、従来は減収減益見通しだったが、とくに、通期営業利益は25億円(前期22億3600万円)と増益となり、純益は15億1300万円(同15億4100万円)よ前期並みとなる。1株利益は従来予想の6.4円は12.3円となる。配当は年2円80銭の見通しだが、前期の年3円60銭を継続する可能性は強いとみられる。

 株価が低位ということもあるが、マザーズでは屈指の出来高活発銘柄である。全般相場手掛かり難の地合いだけにこのまま人気がへたることはなさそうで目先の利食い一巡後は200円を目指した展開が予想されそうだ。

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