【株式市場】日経平均は154円高、2日続伸、後場一時218円高まで上げる

◆日経平均は2万7915円89銭(154円32銭高)、TOPIXは1939.11ポイント(5.97高)、出来高概算(東証プライム)は10億182万株

 6月6日(月)後場の東京株式市場は、米株価指数の先物が夜間取引で堅調とされ、自動車株や半導体株が一段と持ち直して始まり、訪日観光客の受け入れ10日再開などへの期待で三越伊勢丹HD<3099>(東証プライム)などの百貨店株が一段高。石油元売り株やチタニウム2銘柄も一段高となった。日経平均は前引けを50円近く上回って始まり、217円97銭高(2万7979円54銭)まで上げ、大引けも上げ幅150円台で2日続伸となった。

 後場は、新日本科学<2395>(東証プライム)がイナリサーチ<2176>(東証スタンダード)へのTOB(株式公開買付)効果への期待などで一段と上げ、アイスタイル<3660>(東証プライム)は今6月期の業績拡大期待などで一段ジリ高。ガーラ<4777>(東証スタンダード)は暗号資産関連事業への取組への期待が再燃とされ前引けにかけてストップ高に達したまま後場も推移。ケイブ<3760>(東証スタンダード)はゲーム開発会社の子会社化など好感され終日ストップ高買い気配のまま大引けまで推移。ソフトマックス<3671>(東証グロース)も終日ストップ高買い気配のまま大引けまで推移し鹿児島県庁からの受注など好感。

 東証プライム市場の出来高概算は10億182万株(前引けは5億237万株)、売買代金は2兆3224億円(同1兆1316億円)。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は1029(前引けは901)銘柄、値下がり銘柄数は713(同840)銘柄。

 また、東証33業種別指数は23業種(前引けは20業種)が値上がりし、値上がり率上位は、石油石炭、空運、陸運、保険、医薬品、鉱業、鉄鋼、水産農林、卸売り、繊維製品、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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