岩崎電気は安寄りのあと切り返す、冷房が増える季節を前に空気循環式の紫外線清浄機に注目集まる

■業績は堅調、訪日観光客の受け入れ再開も追い風の見方

 岩崎電気<6924>(東証プライム)は6月13日、小安く始まった後切り返し、午前10時には2629円(79円高)まで上げてTOPIX(東証株価指数)の2.3%安などに逆行高となっている。冷房による室内密閉状態が増える季節を前に、紫外線ランプにより99.9%以上の新型コロナウイルス不活化を確認した空気循環式紫外線清浄機「エアーリア」シリーズが注目されており、訪日観光客の受け入れ再開などとともに注目要因として期待されている。

 業績は堅調で、2022年3月期の連結営業利益は前期比11.8%増の32.87億円となり、今期・23年3月期は0.4%増の33.0億円としたが、円安の進行などで上振れ期待がある。第1四半期決算発表は8月1日を予定する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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