ヤクルト本社は後場堅調になり高値に迫る、抗悪性腫瘍剤に関する発表など好感

銘柄フラッシュ

■全体相場の下げに押されて値を消す場面で押し目待ちの買い優勢

 ヤクルト本社<2267>(東証プライム)は6月17日、朝方の2%安7310円(130円安)を下値に切り返し、後場寄り後は一段と強含んで7540円(100円高)まで上げ、今年6月13日につけた2019年以来の高値7660円に向けて出直りを強めている。6月15日、同社が販売している抗悪性腫瘍剤『イマチニブ錠100mg・200mg「ヤクルト」』の効能・効果の一部変更承認を発表しており、全体相場の下げに押されて値を消す場面で押し目待ちの買いが優勢になったとの見方が出ている。

 6月15日、高田製薬株式会社が製造販売承認を取得し、当社が販売している『イマチニブ錠100mg「ヤクルト」』および『イマチニブ錠200mg「ヤクルト」』(以下、併せてイマチニブ「ヤクルト」)について、本日、厚生労働省により効能・効果および用法・用量の追加に係る製造販売承認事項の一部変更が承認されたと発表した。効能効果については、FIP1L1-PDGFRα陽性の下記疾患、好酸球増多症候群、慢性好酸球性白血病、が追加されたとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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