建設技術研究所の24日の株価は、前日比42円高の1216円と7月7日以来の1200円台で引ける

■株価はPBRが1倍を下回っていることから明らかに評価不足

 建設技術研究所<9621>(東1)の24日の株価は、前日比42円高の1216円と7月7日以来の1200円台で引けた。

 同日11時30分に発表された第2四半期業績は増収減益であったものの、通期業績予想に対する進捗率が高い進捗率であったことから、株価は上昇したものと思われる。

 15年12月期第2四半期連結業績は、売上高215億46百万円(前年同期比3.2%増)、営業利益16億97百万円(同11.0%減)、経常利益17億53百万円(同10.1%減)、純利益10億73百万円(同3.1%減)であった。

 今期通期連結予想に対する進捗率は、売上高52.6%、営業利益67.9%、経常利益67.4%、純利益69.5%となっている。

 通期連結業績予想は、売上高410億円(前期比3.7%増)、営業利益25億円(同4.6%増)、経常利益26億円(同3.0%増)、純利益15億50百万円(同4.0%増)と増収増益を見込む。

 24日の終値1216円の株価指標は、予想PER11.09倍、PBR0.78倍、配当利回り1.48%となっている。PBRが1倍を下回っていることから明らかに評価不足である。

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