SBIホールディングスが大きく出直る、三井住友が出資へと伝えられ期待高揚

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■「報道の内容を含む様々な提携の機会を検討していることは事実」と

 SBIホールディングス<8473>(東証プライム)は6月22日、大きく出直り、取引開始後に7%高の2692円(174円高)まで上げて売買活況となっている。同日朝、「三井住友、SBIに出資へ」(日本経済新聞6月22日付朝刊)と伝えられ、SBIは午前9時過ぎに「報道の内容を含む様々な提携の機会を検討していることは事実ですが、現時点で決定している事実はございません」などと発表、買い材料視されている。

 報道は、「三井住友フィナンシャルグループ(FG)が、ネット証券最大手のSBIホールディングス(HD)に1割程度出資する方向で最終調整していることが21日、わかった」とし、「三井住友FGはネット証券最大手のSBIHDと組むことでネット証券の遅れを取り戻し、成長分野のデジタル証券などフィンテック事業も加速させる」などとした。

 三井住友FG<8316>(東証プライム)も4081円(29円高)まで上げる場面を見せて続伸基調となっている。SBIホールディングスは2021年に新生銀行をグループ化しており、三井住友FGにとっては、証券業務の強化に加えて新生銀行の事業も狙い目なのではないかとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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