タカトリが再び高値を更新、パワー半導体関連の大口受注などへの評価再燃

株式市場 銘柄

■フェローテックHDの東洋刃物などへのTOBを思惑視する様子も

 タカトリ<6338>(東証スタンダード)は6月23日、13%高の3010円(344円高)まで上げた後も上げ幅300円台で推移し、2日続けて株式分割調整後の上場来高値を更新している。5月末にパワー半導体向けSiC材料切断加工装置の大口受注を発表し、直後に急伸したあとジリ高基調を続けており、信用売り残や貸株が比較的多く、再び先々に期待する買いや買い戻しが増加したとみられている。

 大口受注は受注金額約80.44億円で、2021年9月期の連結売上高65.3億円を上回る。売り上げ計上予定は「2023年9月期および24年9月期上半期」としたが、同社の業績には爆発的な拡大要因になる。

 また、フェローテックホールディングス(フェローテックHD)<6890>(東証スタンダード)が6月10日に発表した大泉製作所<6618>(東証グロース)への公開買付(TOB)、6月6日に発表した東洋刃物<5964>(東証スタンダード)への公開買付(TOB)では、公開買付者(フェローテックHD)のパワー半導体事業の顧客に向けた対象者(大泉製)の高品質製品の販売強化に繋がることなどが盛り込まれている。フェローテックHDは中国で同国企業などとパワー半導体事業の拡大を進めている。このため、タカトリにも連想を働かせて思惑含みの銘柄として注目する様子がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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