ステラファーマが一時19%高、切除不能ながん治療の新システムを中国に提供など好感

■住友重機のBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)システムと薬品を供給

 ステラファーマ<4888>(東証グロース)は6月24日、一時19%高に迫る451円(71円高)まで上げて一段高の場面を見せ、再び出直りを指向している。同日午前9時、住友重機械工業(住友重機)<6302>(東証プライム)とともに、中国・海南島医療特区へのBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)導入とホウ素医薬品「ステボロニン」の供給契約の締結を発表し、期待が盛り上がった。BNCTは住友重機のシステム「NeuCure」を導入する。

 発表によると、今回、世界で唯一、承認を取得している「NeuCure」と「ステボロニン」を組み合わせたBNCTが、中国に導入されることとなった。治療の対象となる疾患は、日本国内で承認を得ている「切除不能な局所進行又は局所再発の頭頸部癌を予定している。切除不能ながん治療の新たな選択肢としてBNCTを展開する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る