【株式市場】日経平均は順調に上げ191円高、NY株の3指数そろって反発など好感

東京証券取引所

◆日経平均は2万6362円24銭(190円99銭高)、TOPIXは1857.80ポイント(6.06ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は6億2905万株

 6月24日(金)前場の東京株式市場は、NY株の3指数そろって反発などが好感され、東京エレク<8035>(東証プライム)などの値がさ半導体関連株が軒並み出直り、精密機器、機械株なども総じてしっかり。薬品、海運なども総じて堅調。日経平均は57円高で始まり、次第高となって午前11時過ぎに219円86銭高(2万6391円11銭)まで上げ、この勢いを保って前引けとなった。

 ギフティ<4449>(東証プライム)が13%高となり「県民割」実施に向けてeギフトの発券から流通・販売まで一気通貫で提供する支援サービスなどに注目再燃。

スターティアHD<3393>(東証プライム)は「企業向けNFT活用支援ソリューション」に注目集まり大きく出直り、アイビーシー<3920>(東証スタンダード)は「System AnswerG2Ver.02.11.95リリース」など好感されて出直り拡大。ステラファーマ<4888>(東証グロース)は切除不能ながん治療などのホウ素中性子捕捉療法(BNCT)を中国に提供など買い材料視されて急伸。

 新規上場のマイクロ波化学<9227>(東証グロース)は午前9時20分前に550円(公開価格は605円)で売買が成立し初値をつけ、その後上げて650円で高値引けとなった。

 東証プライム市場の出来高概算は6億2905万株、売買代金は1兆5048億円。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は1132銘柄、値下がり銘柄数は627銘柄。

 また、東証33業種別指数は16業種が値上がりし、海運、サービス、精密機器、化学、医薬品、電気機器、小売り、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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