プレシジョン・システム・サイエンス、サル痘ウイルスDNA リアルタイムPCR検査キットの販売を開始
- 2022/6/24 15:43
- プレスリリース
■7月1日から販売開始
プレシジョン・システム・サイエンス(PSS)<7707>(東証グロース)は6月24日、サル痘ウイルス(Monkeypox virus)の日本国内への侵入と伝播防止に向け、CerTest Biotec, S.L.(セルテスト社、本社:スペイン サラゴサ市)のサル痘ウイルスDNA PCR検査キット「VIASURE Monkeypox virus Real-Time PCR Detection Kit」を7月1日から販売開始すると発表。
同製品は、ヒト由来試料中のサル痘ウイルスDNAをリアルタイムPCR法により検出する研究用試薬である。また、同製品は凍結乾燥試薬であり、常温保管ができる。セルテスト社より、患者の皮膚病変ぬぐい液、喉ぬぐい液、小胞液、小胞ぬぐい液、血清を試料として、陽性の検査結果が得られたことが報告されている。
同製品は、同社が販売する全自動PCR検査装置「ジーンリード エイト」へ適用する予定である。
なお、サル痘ウイルスによる皮疹の類症の1つとされる水痘・帯状疱疹ウイルスによる症状との鑑別のため、ヘルペスウイルス1&2、水痘・帯状疱疹ウイルスDNA PCR検査キット「VIASURE Herpes virus 1, Herpes virus 2 & Varicella Zoster Virus Real-Time PCR Detection Kit」を発売予定である。
PSSは引き続き、新規感染症項目の検査試薬を素早く開発できる試薬メーカーと協力し、PCR検査の全自動化と省力化、人為ミスと感染リスクの軽減、さらには、定評のある核酸(遺伝子)抽出技術を活かした検査迅速化と高感度化を通し、新規感染症の国内侵入・蔓延防止に貢献していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)