トレジャー・ファクトリーが昨年来の高値を更新、中古エアコン活況、猛暑が追い打ち
- 2022/6/28 10:14
- 材料でみる株価
■6月に入りTV報道番組などで7、8回採り上げられ注目強まる
トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は6月28日、一段高で始まり、午前9時40分過ぎには5%高の1220円(58円高)まで上げ、昨年来の高値を13ヵ月ぶりに更新している。このところ、テレビの報道番組などで中古エアコンの需要急増が相次いで報じられ、半導体不足によるエアコンの品不足に連日の猛暑が追い打ちをかける形で注目度がアップしている。同社の中古エアコンの売れ行きは前年同時期の30%を超えたと報道されている。
中古エアコンの売れ行きに関するテレビ番組への登場は、6月以降では、6月8日テレビ東京の番組で「練馬店」の様子が映し出され、16日には日本テレビに「練馬店」と「物流センター」が、17日にはテレビ神奈川に「大和店」が、21日にはテレビ朝日に「練馬店」と「物流センター」が、23日にはフジテレビに「足立西新井店」が、24日にはTBSテレビに「練馬店」が、26日はNHK総合テレビに「所沢店」が、各々映し出された。
株式市場関係者の間では、「今の若い人はテレビをほとんど見ないとされるが、投資資金の過半は若くない人に偏重しているため、テレビニュースの影響力はいぜん無視できない」といった見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)