アイリッジは電子地域通貨アクアコイン「きさらづみらい応援プロジェクト」を開始

■7月1日から、木更津市内の市民活動団体等への寄附受付をスタート

 アイリッジ<3917>(東証グロース)は、連結子会社でフィンテック事業を展開するフィノバレーが提供するデジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を利用した、電子地域通貨「アクアコイン」において、7月1日から、木更津市内で公益的な活動を行う市民活動団体等のプロジェクトを選んで寄附ができる「きさらづみらい応援プロジェクト」が開始されると発表した。

 きさらづみらい応援プロジェクトは、木更津市内で活動する市民活動団体等による公益的なプロジェクト(活動)を応援したい人から、電子地域通貨「アクアコイン」や「アクアポイント」による寄附を募り、市民活動の活性化を図る取り組みである。対象となるプロジェクトは、電子地域通貨「アクアコイン」で行える選択肢を増やすことで、市民活動団体等の活動の活性化だけでなく、地域経済の活性化も図る。寄附対象団体は6月より募集を開始しており、7月1日時点では数団体からスタートの予定としている。

 同プロジェクトに活用される寄附のしくみは、デジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」の加盟店として寄附対象団体ごとの寄附専用加盟店を作ることで実現。通常の地域通貨運営のオペレーションを大きく変えずにスピーディーに立ち上げることが可能である。このしくみは過去にも、「アクアコイン」や岐阜県飛騨高山地域の「さるぼぼコイン」において、義援金募集等に活用された実績がある。今回、アプリ内から対象プロジェクトを探してそのまま寄附する際の利便性向上のため、寄附用URLクリックから支払い(寄附)画面へ遷移できるよう小さなアップデートも行っている。

 アクアコインは、君津信用組合、木更津市、木更津商工会議所の3者が連携し普及を推進しており、スマートフォンアプリ上で利用できる電子地域通貨である。2018年10月に商用化を開始し、2022年6月28日時点で加盟店数764店舗、アプリインストール数23,668件、利用金額9億3,700万円となっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る