【株式市場】日経平均は後場も次第安となり411円安、2日続落

◆日経平均は2万6393円04銭(411円56銭安)、TOPIXは1870.82ポイント(22.75ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は13億6402万株(

 6月30日(木)後場の東京株式市場は、前場に続いて米国の金融政策が景気より物価対策を優先するとの幹部発言を受けて景気後退懸念が強まり、日経平均は267円86銭安で始まった後も次第安となり、大引け間際に480円29銭安(2万6324円31銭)まで下押し、大引けは2日続落となった。中で、三陽商会<8011>(東証プライム)が午前11時発表の四半期決算など好感されて一段高の場面を見せ、養命酒製造<2540>(東証プライム)は猛暑・夏バテ対策とされて反発幅を拡大した。建設、紙パ株も総じてしっかり。

 30日新規上場となったAViC(エイビック)<9554>(東証グロース)は買い気配で始まり、取引開始から35分後の午前9時35分に1266円(公開価格1020円の24%高)で初値をつけ、高値は前場の1276円。後場はバテ気味になり大引けは1100円だった。

 東証プライム市場の出来高概算は13億6402万株(前引けは5億5440万株)、売買代金は3兆2144億円(同1兆2733億円)。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は472(前引けは668)銘柄、値下がり銘柄数は1314(同1106)銘柄。

 また、東証33業種別指数は6業種(前引けは12業種)の値上がりにとどまり、値上がりした業種は、繊維製品、パルプ紙、電力ガス、建設、医薬品、水産農林、となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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