マーケットエンタープライズが年初来の高値を更新、自治体との連携事業や6月決算への期待強まる

業績でみる株価

■「楽器寄附ふるさと納税」を7月1日開始

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は7月1日、時間とともに反発幅を広げる相場となり、午前11時にかけて11%高の1204円(118円高)まで上げて年初来の高値を更新している。直近発表の期待材料としては、埼玉県川越市(川合善明市長)と7月1日から「楽器寄附ふるさと納税」を開始と6月30日に発表したことがある。この日の相場は安かったが、業績動向について6月締めの決算が想定より好調との期待も出ているようだ。6月決算の発表は8月12日を予定している。

 2022年6月期の連結業績予想は、中期経営計画の初年度として先行投資の積極遂行などを進めるため、営業・経常・純利益とも期初から赤字を想定している。しかし、通期の予想営業損失4億円に対し、第3四半期までの営業損失は2.23億円にとどまっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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