【株式市場】日経平均は朝方の138円高から値を消し233円安、百貨店株などは高い

◆日経平均は2万6159円53銭(233円51銭安)、TOPIXは1857.49ポイント(13.33ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は6億973万株

 7月1日(金)前場の東京株式市場は、第1四半期決算が好感された高島屋<8233>(東証プライム)が一段高となり百貨店株が強く、不動産株も路線価の発表など好感されて堅調で、日本製鉄<5401>(東証プライム)などの鉄鋼株もしっかり。ただ、日経平均は取引開始直後の138円20銭高(2万6531円24銭)を上値に値を消し、NYダウ253ドル安などの影響がぬぐえない様子で、前引けにかけて下げ幅を200円台に広げて続落模様となった。

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)が次第高となって反発幅を広げ、「楽器寄附ふるさと納税」の7月1日開始や6月決算への期待などで高値を更新。テクノアルファ<3089>(東証スタンダード)は第2四半期決算など好感されて急伸。アディッシュ<7093>(東証グロース)は総フォロワー数3000万人の「studio15」との事業連携など買い材料視され急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は6億973万株、売買代金は1兆4479億円。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は512銘柄、値下がり銘柄数は1244銘柄。

 また、東証33業種別指数は9業種が値上がりし、石油石炭、保険、銀行、水産農林、繊維製品、化学、鉄鋼、食料品、パルプ紙、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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