【株式市場】日経平均は218円高となり反発、KDDIは小幅安にとどまる

◆日経平均は2万6153円81銭(218円19銭高)、TOPIXは1869.71ポイント(24.67ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は10億9779万株

 7月4日(月)後場の東京株式市場は、原発関連株の人気が盛り上がり、メンテナンス関連の東京エネシス<1945>(東証プライム)や岡野バルブ製造<6492>(東証スタンダード)などが一段ジリ高となり、「炉」の日本製鋼所<5631>(東証プライム)は中盤から一段高。鉄鋼株も前場の高値を上回った。日経平均はほぼ前引け水準で始まり、今夜のNY株式が独立記念日の休場とあってか大引けまで2万6100円(164円高)を挟んで横ばい。前週末比では反発した。

 後場は、ウェザーニューズ<4825>(東証プライム)はゲリラ豪雨の季節に加え6月末の業績予想の増額修正も好感され一段と強含んで推移。コーアツ工業<1743>(東証スタンダード)は9月末の株式3分割など材料視され5日連続ストップ高。ウェッジHD<2388>(東証グロース)は訴訟案件など材料視とされ急伸。スパイダープラス<4192>(東証グロース)は自治体のDX化支援事業での提携など買い材料視されストップ高。タカヨシ<9259>(東証グロース)は9月決算好調期待など言われ一段と出直った。KDDI<9433>(東証プライム)は小幅安にとどまり陽線となった

 東証プライム市場の出来高概算は10億9779万株(前引けは5億5025万株)、売買代金は2兆4396億円(同1兆2830億円)。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は1515(前引けは1371)銘柄、値下がり銘柄数は286(同407)銘柄。

 また、東証33業種別指数は前引けと同様、保険と石油石炭を除く31業種が値上がりし、値上がり率上位は、電力ガス、鉱業、卸売り、その他金融、証券商品先物、サービス、輸送用機器、医薬品、化学、その他製品、機械、小売り、情報通信、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る