ファブリカコミュニケーションズが11%高、第1四半期の主要KPIやIT補助金ツール認定,、AI新与信サービスに期待強い

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■中古車購入、従来審査ではローン組めない人々により多様な選択肢を

 ファブリカコミュニケーションズ<4193>(東証スタンダード)は7月5日、次第高となり、午前11時過ぎに11%高の3140円(309円高)まで上げて昨4日につけた年初来の高値3195円に迫っている。第1四半期の主要KPI数値(速報)の発表に加え、中古車販売業務支援クラウドサービス「symphony」が経産省の「IT導入補助金2022」対象ツールに認定されたと6月下旬に発表したことや、中古車購入におけるAIを活用した新たな与信サービス提供に着手すると同月中旬に発表したことなどが期待材料視されている。

 発表によると、AIを活用した新たな与信サービス事業は、AI審査技術の開発と提供などを行う株式会社H.I.F.(東京都新宿区)との連携で行う。中古車購入に際し、過去の支払い遅延等により従来の審査方法では与信審査が通らず、クルマの購入が困難な消費者が少なくないため、両社は、中古車市場において従来の与信審査においてオートローンが組めない消費者へ、より多様な選択肢を持っていただけるよう、カーライフサービスの提供を実現したいと考えているとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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