【株式市場】日経平均は215円高、値がさ半導体株など高く資源株も高い

◆日経平均は2万6369円24銭(215円43銭高)、TOPIXは1877.10ポイント(7.39ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は5億1716万株

 7月5日(火)前場の東京株式市場は、円相場が前日比40銭の円安で始まったことや欧州株高が好感され、自動車、機械、値がさ半導体株などが高く始まり、原油高を受けて石油・石炭などの資源株も高く、保険株も高い。前日に月次動向や四半期決算を発表したファーストリテ<9983>(東証プライム)、ハイデイ日高<7611>(東証プライム)なども高い。日経平均は232円高で始まり、午前9時15分頃の378円70銭高(2万6532円51銭)を上値にもみ合ったが、前引けも上げ幅200円台を保ち続伸基調となった。

 大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>(東証プライム)、東邦チタニウム<5727>(東証プライム)が再び活況高となり、エアバスに中国の航空会社が292機発注との報道など材料視。東京電力HD<9501>(東証プライム)は中盤から堅調に転じ原発再稼働への期待が衰えない様子で上値を指向。日本ギア工業<6356>(東証スタンダード)はバルブ作動装置の電力向け大きいとされ急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は5億1716万株、売買代金は1兆1921億円。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は1019銘柄、値下がり銘柄数は722銘柄。

 また、東証33業種別指数は22業種が値上がりし、保険、鉱業、石油石炭、非鉄金属、サービス、ゴム製品、空運、その他金融、銀行、倉庫運輸、機械、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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