インフォマートと串カツ田中HDの合弁会社Restartz、飲食店のオペレーションの効率化を推進するサービスを都内3店舗で実証実験開始
- 2022/7/6 12:28
- プレスリリース
■中小規模外食企業でも大規模チェーンのマネジメントサービスを導入でき就労人口減少のなか生産性向上を図ることが可能に
国内最大級のフード業界向けプラットフォームを運営する、インフォマート<2492>(東証プライム)は7月5日、串カツ田中ホールディングス(串カツ田中HD)<3547>(東証スタンダード)との合弁会社、株式会社Restartz(リスターツ)(東京都港区 代表取締役:箱崎 竜太郎)が開発した新サービス「V-Manage」の実証実験を6月24日(金)から都内3店舗にて開始すると発表。
■「V-Manage」開発の背景
新型コロナウイルスの感染拡大が緩やかになり、飲食店での会食制限が緩和された一方で、人手不足の割合も上昇し、派遣社員やパート・アルバイトの人件費高騰等の経営課題も浮上している(帝国データバンク:人手不足に対する企業の動向調査・2022年4月)。また、世界的に問題となっている原油高や穀物等の価格上昇、人口増加等や、近年の円安傾向で原材料も高騰し続けている。
こうした中で、外食産業の生産性向上や人手不足、人件費の高騰等の課題解決を支援すべく、ITツールで業務効率化や店舗運営の省人化を支援し、店舗運営改善・DX浸透につなげることができるアプリ「V-Manage」を開発した。
■「V-Manage」とは・・
「V-Manage」は、飲食店の開店から閉店まで行う業務工程を可視化することで、安全かつ無駄のない店舗運営を実現する。また、中小規模の外食企業も、大規模チェーンのマネジメントサービス導入が可能になる。今後、就労人口が減少する中で、より効率的に、また劣化させることなく店内サービスを提供し、生産性の向上を図ることができる。
さらに、社員教育マニュアルをアプリ内で管理できるようになることで、アルバイト・パート社員の教育体制の強化と、省人化しながら複数の飲食店管理が可能な体制を構築できる。「聞きたい情報がすぐ確認できる」「業務のリマインド」等の店長の業務負荷をアプリの活用で軽減し、”仮想マネージャー”として店舗運営を力強くサポートする。
URL:https://v-manage.infomart.co.jp/
■「V-Manage」が提供するサービス
・本部、店舗間のコミュニケーション最適化
・ルーチン業務や各種チェックの抜け漏れ防止・簡素化
・教育コストの最小化
・HACCP衛生管理の記録と実施漏れ防止
■実証実験の内容
6月24日(金)より都内串カツ田中3店舗にて実証実験を開始し、7月以降は順次対象店舗を拡大して実施予定。実証実験では、店舗支援の有効性および本システムの安定した稼働を検証し、2022年中(予定)の本格導入に向けた準備を行う。
■「V-Manage」開発会社について
インフォマートと串カツ田中HDは、2021年10月に合弁会社「株式会社Restartz」を設立し、「V-Manage」を始めとした飲食店支援システムを以下の強みを生かし開発する。
【インフォマート】
・アプリのシステム設計・開発並びに運用・保守、マーケティング、販売促進活動、販売及びユーザー対応等。
【串カツ田中HDグループ】
・飲食店経営に係るノウハウ・知見に基づき、アプリが備える機能・サービス仕様に関するアイデア及び改善案の提示。
・運営する店舗において、アプリの実効性を確認するための実証実験。
■合弁会社設立について
同社と串カツ田中HDは2021年10月18日、共同出資による合弁会社「株式会社Restartz(リスターツ))」を設立した。両社の出資比率は、当社が55%、串カツ田中HDが45%である。
【Restartz 会社概要】
・会社名:株式会社Restartz
・代表者:代表取締役 箱崎 竜太郎
・本社所在地:東京都港区海岸1-2-3 汐留芝離宮ビルディング13階
・設立:2021年10月18日
・資本金:1億円
・事業内容:業務用アプリの開発・運営
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)