【銘柄フラッシュ】ウィルソンWLWが急伸し明治海運はホテル事業も見て続伸
- 2015/7/27 16:23
- 株式投資ニュース
27日は、KLAB<3656>(東1)がスマートフォン向け新ゲームの配信開始なドガ材料視されて5.8%高となり、売買代金は大手銀行株や電力株、自動車大手などに続いて東証1部のランキング9位に入った。明治海運<9115>(東1)はバラ積み船の市況回復などに加えて北海道・洞爺湖の湖畔にあるホテルなども手がけるためインバウンド関連の見方もあり、大引けは17.6%ストップ高となり東証1部の値上がり率ランキング1位となった。
雪印メグミルク<2270>(東1)がみずほ証券の目標株価引き上げなどを材料に6.7%高となり、2009年の経営統合後の上場来高値を更新し、協和発酵キリン<4151>(東1)は英アストラゼネカ社との合弁展開などが期待されて4.6%高。ネクシィーズ<4346>(東1)は訪日観光客向け事業や9月通期業績への期待などから8.7%高となり年初来の高値を更新し、コクヨ<7984>(東1)は通期業績予想の増額修正などを好感して後場一段ジリ高となり7.3%高と2007年以来の高値を更新。
ウィルソン・ラーニングワールドワイド(ウィルソンWLW)<9610>(JQS)は英フィナンシャルタイムズを買収する日本経済新聞社が大株主ということで思惑が沸騰し2日連続ストップ高の18.7%高。インテリジェントウェイブ<4847>(JQS)はクレジットカードのIC化観測やマイナンバー制度に向けたサイバー攻撃対策需要などへの期待が強く5.2%高となり2007年以来の高値を更新。ユナイテッド<2497>(東マ)は持分法適用ファンドが8月に新規上場予定のメタップス<6172>(東証マザーズ)に出資し売却益が発生するとの発表などが好感されて14.2%高となり年初来の高値を更新した。