ミズホメディーが4日続伸、新型コロナ「第7波」次第で下期の業績上振れ期待
- 2022/7/13 11:46
- 業績でみる株価
■5月に「第6波」を受けて業績予想を大幅増額も「第7波」は想定外
ミズホメディー<4595>(東証スタンダード)は7月13日、一段と上げて4日続伸基調となり、一時5%高の2915円(148円高)まで上げて2日ぶりに年初来の高値を更新している。5月初旬、新型コロナウイルス遺伝子検査キット「スマートジーンSARS-CoV-2」の需要が「感染第6波」によって予想を大きく上回ったことなどを要因に業績予想と配当予想の大幅な増額修正を発表しており、このところ「感染第7波」の到来が言われて再び注目が強まっている。
5月初旬の業績予想の増額修正では、今12月期・第2四半期(2022年1~6月・累計)の見通しを営業、経常、純利益とも従来予想の7割増に見直した。12月通期の見通しは営業、経常、純利益とも同4割増としたが、「下半期の新型コロナウイルス検査薬に関する業績予想については、当初計画をほぼ据え置いており」(発表リリースより)とした。このため、「感染第7波」の猛威しだいではこの予想が再び上振れる可能性が強まってくるとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)