トレジャー・ファクトリーが2019年以来の高値に進む、第1四半期の大幅増益と業績予想の増額修正など好感

業績でみる株価

■『SDGs』など背景に身近なリユースショップの利用が拡大傾向

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は7月14日、一段高で始まり、一時14%高に迫る1367円(164円高)まで上げて2019年以来の高値に進んだ。13日の取引終了後に第1四半期決算(連結)と第2四半期および通期の連結業績予想の大幅な上方修正を発表し、好感買いが先行した。

 第1四半期連結決算は、前年同期比で売上高が18.8%増加し、営業利益は2.2倍に、親会社株主に帰属する四半期純利益も2.2倍になり大幅増益だった。『SDGs』の広がりなどを背景に、引き続き市場全体が拡大。身近なリユースショップの買取サービスへの需要は堅調に推移し、販売面でも、生活用品をおトクに購入したいというニーズは引き続き高い水準で推移しているとした。

 第1四半期の高拡大を受け、第2四半期および2月通期の連結業績予想を大幅に増額修正し、第2四半期累計期間(2022年3~8月)の予想営業利益は従来予想の2.5倍の6.25億円に見直し、2月通期の予想営業利益は同27.5%上回る14億円の見込み(前期比では40.7%の増加)に見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る