ジーエヌアイグループは「肝硬変治療」への期待で次第高、朝の発表後しばらく反応薄だったが徐々に上げる

■ヒドロニドン(F351)第2相臨床試験が好調で第3相を1月に開始

 ジーエヌアイグループ<2160>(東証グロース)は7月15日、時間とともに強含む相場となり、午前10時30分に5%高の1445円(70円高)まで上げ、出直りを強めている。同日朝8時、慢性B型肝炎による肝硬変治療のためのヒドロニドン(F351)についてリリースを発表。株価は取引開始後に一時軟化するなど反応薄だったが、次第に見直し買いが強まる相場になっている。

 米国の学会誌に、連結子会社である北京コンチネント薬業有限公司によるヒドロニドン第2相ランダム化比較臨床試験が発表される事になった。第2相臨床試験は、慢性B型肝炎患者の肝硬変に有意な組織学的改善を示し、主要評価項目を満たし、良好な安全性プロフィールを示したとし、第3相臨床試験は2022年1月に開始されたとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る